消費者行動

家電製品を物色しに大型家電に行ってきました。


今日は別に何も買わなかったのですが、他のお客さんを見るという楽しみを見出しました。


速攻で目玉商品(らしき)の冷蔵庫をお買い上げの人もいれば、
イヤホンコーナーに20分近くいる人も。
テレビコーナーの前で店員さんと電卓を弾きながら話している人も。



消費者がモノを買うために行う決定プロセスってのは、広告業の人であれば研究し尽くしてる感がありそうだけど、リアルとバーチャルが混然一体となっている激動過渡期の現代の消費者は複雑ですね。
そうそうパターン化できない消費者行動の中からなんらかの要素を見つけ出し、最適化した商法を生み出せれば一時的に売り上げが増大するんだろうけど、そんな戦い方では今の中小企業の体力では勝負し続けることは不可能。
それを思うと、AppleAmazon、MSなど、新たなマーケットや消費プロセス、流通チャネルを巨大資本をもとにどんどん作りだして消費者行動に波紋を起こし続ける巨人たちはすでに世界を操縦している感がある。


などなど徒然考えながら店内を物色しつくして結局何も買わずに出た後、ゴキブリホイホイに入っていくゴキちゃんのように隣接したマックに、まんまと吸い込まれてしまいました。



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